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断熱の家は50歳以上の病気と治療費、光熱費を減らす!その理由とデータ公開

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断熱された家とそうでない家では、脳卒中や脳梗塞、心筋梗塞など、血管に関わる病気になるリスクが大きく違うという事は知っていましたか?


家で脳卒中や心筋梗塞が起きやすい理由と、どうすれば、少しでも防ぐことができるのか?解決策のご提案です。


■ 脳卒中の引き金となる大きな原因は高血圧

厚生労働省のHPによると、脳卒中の理由には、高血圧・糖尿病・心臓病・不整脈・高脂血症・喫煙などが言われていますが、この中で最大の危険因子は「高血圧」だとあります。

▼ 高血圧は年齢を重ねるごとに増える

平成18年国民健康・栄養調査によると 高血圧の人が半数を超すのは、

男性50代(59.2%)
女性60代(57.6%)となっています。

70歳以上では、7割の人が高血圧です。
男性(約71.4%)
女性(約73.1%)

これを見ると、高血圧の人数が年齢に比例しています。

▼ 気温差10度で40歳以上の人は血圧が上がる

ある大学の研究で、気温差が10度になると40代以降の人は血圧が上がる。
特に70代以降の方の上昇率は軒並み高い。という結果が出ていました。同じ試験でも20~30代の人は血圧の大きな変化はありませんでした。


このデータを見ると、
年齢を重ねる程、温度差が血圧を上げるという事が分かります。

■ 脳卒中は家の中で多く起こる

こちらの「脳卒中や脳梗塞を起こした場所」のデータを見ると
家の中で多く起こっているのが分かります。

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▼ 温度差があるのに、外出で脳卒中をおこしにくい理由

温度差は暖かい家の中ら外へ出たほうが大きい。でも、外は寒い事がわかっているので着込んだりカイロなどで暖かくして出かけます。

しかし、家の中の移動でコートを着る人は少ないでしょう。
ですから、危険なのは「家の中」なのです。

▼ 注意しなければならないのはトイレ・廊下・脱衣所と●●

日本脳卒中協会の発表でも、"暖かい部屋から寒い廊下やトイレ、脱衣所に行く、台所に立つ場合にも血圧を瞬間的に上昇させる危険がある""全館暖房や洋室トイレなどの設備で脳卒中の発症は低下する。"とあります。


暖房のついた部屋は20度でも、暖房のついていない廊下やトイレは5度以下になります。「気温差は15度」先ほどの研究データの1.5倍です。


でも、忘れてはならないのは暖房の入っていない起きがけの寝室。暖かい布団の中から出る時、その危険性は高まります。ベットや布団からトイレに行くときは、1枚羽織るものを置いておき 暖かくしてから出るようにして下さい。


■  断熱の家が必要な理由


▼ 家全体に暖房をつけっぱなしにすると年間8万円

暖房をつけっぱなしにすればいいと思うかもしれません。でも光熱費の事を考えて見ましょう。
年間の冷暖房費を計算したものがあります。断熱の家(H11年の基準で建てられた家)と無断熱の家を比較すると年間で8万円ほどの差がある事が分かります。


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壁や窓、天井の断熱するかしないかで、これだけ光熱費に差が出ます。

▼ 約7割の家が断熱材が無いもしくは不十分

日経ホームビルダーによると「高齢者ほど築年数が古い無断熱の家に住んでいる」とあります。
heat_insulator.jpg
[日経 online: article/building/column/20141216/687070]


39%の家が断熱材が無い。1980年基準の家でも無断熱の約30%省エネ化程度ですので、約76%の家の断熱性が不十分だと言えるでしょう。


断熱材がある家というのは、家が代わりにダウンコートを着てくれ、無い家というのは薄手のシャツ1枚のイメージです。
どれだけ家の中を暖めても、熱が逃げ非効率です。

▼ 家全体の断熱は、脳卒中のリスクを減らす

家の中での寒暖差を減らすには、家全体の断熱が効率的です。
簡単に済まそうと思えば、トイレやお風呂のリフォームでリスクを軽減する事を考えますが、それに続く廊下や脱衣所の事も考えておかないといけません。


部屋の移動の際に、いちいち羽織るのは面倒。
となると、家の中での事故を防ぐには 家全体のをスッポリと覆う断熱が効果的なのです。

外断熱、内断熱、さまざまな方法がありますが、(リフォームの場合は特に)その家や費用、状況に合った施工方法があります。プロに状況を説明し、納得のいく施工方法を提案してもらいましょう。


■ まとめ

家と病気の関係は以前から言われています。しかし今の日本は、介護保険や高齢者施設など介護が必要になった人に注力しますが、予防にまで手が回っていないようです。

起こった事に関してはどうにかしようと思いますが、未然に防ぐという事には関心が薄いように思います。


でも、ひとたび、脳梗塞や脳卒中が起これば健康を損ねるだけでなく、医療費や治療費に多くの費用がかかります。行政がまだ未病対策に取り組んでいない以上 家族やご自身を守るのはあなたです。「断熱の家」で病気を未然に防ぐ。という方法にも注目して見てはいかがでしょう。

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