50歳住宅ローンを組んでみたらこうなった!最低水準の金利この支払額は安い?高い?
マイナス金利などの影響で、住宅ローンの金利が下がり過去最低の水準を更新し続けています。全期間固定金利でも1%台になっています。
50代で住宅ローンというのは、不安が大きく感じるように思われますが現実に組んでいる方もいます。
もちろんお勧めするのは、キチンとした老後の資金計画で見通しが立てる事が大前提です。
実際どのくらいの支払いになるのか、シュミュレーションしてみましたのでご紹介します。
■50歳で家を買う、建てるならではのメリット
50代は子育てもひと段落し夫婦のリズムや仕事が安定、ライフステージも終盤を向かえます。趣味や生活スタイルも確立されているので、地に足のついた家作りが行えます。
家作りに関してはコチラを参考に
50歳で家を買う、建てるなら気を付けたい16のチェック項目
ただし、心配なのはお金の問題。貯蓄をどれくらいしているかにもよりますが、住宅ローンを組めるのか、最後まで支払えるのかといった不安もあるかと思います。
この低金利時代でどのくらいの支払い額になるのか、まずは調べてみましょう。
■50歳住宅ローンのシュミュレーション<2000万円10年>
コンパクトな家で、老後を考えて都心部ではない地域ということをイメージして、たとえば2000万円を住宅ローンで組むとします。2016年8月の金利で比較してみました。
出典:価格.com 住宅ローン
▼頭金なし10年で一定の金利で返済した場合(都市銀行、大阪で検索)
17~18万程度の毎月支払いになります。
▼500万円の頭金を用意して、10年1500万円借り入れた場合
毎月12~13万円程度の支払いになります。
▼1000万円の頭金が用意でき、10年1000万円の住宅ローンを組んだ場合
8万6千円~9万円以内 の支払額になります。ここでやっと大阪市外の家賃程度でしょうか。
■50歳住宅ローンのシュミュレーション<2000万円15年>
では50歳で住宅ローンを組んだとして65歳まで、がんばるならどうなるでしょう。
15年 2000万円 で比較してみます
▼頭金なし2000万円借り入れ 15年の場合
11万7千円~12万円程度
▼500万円の頭金を用意して、15年、1500万円借り入れた場合
8万7千円~9万円
▼1000万円の頭金が用意でき、1000万円の住宅ローンを15年組んだ場合
5万8千円~6万円程度 ココで家賃より安いと感じられます。ただし、50歳から15年。65歳までしっかりと働けるという前提です。
■10年、15年と期間が短いので利息は80~130万円ほど
100万円前後の利息を安いと見るか、高いと見るかは、その人次第ですが、
10年、15年と返済期間が短いため、利息は35年組む30代の人よりは少なくてすみます。
■まとめ
いかがだったでしょうか。支払える金額だと思われましたか?それとも難しいと感じたでしょうか?低金利とはいえやはり短い期間で返済を考えると、頭金0だと毎月の負担額は大きくなります。
50歳以上とひとくくりに言っても、収入や貯金額、家族との関係。今後の希望ライフプランによって異なります。
また、サラリーマンは退職すると収入が減りますので、今後の変化に対応できる選択をするようにしてください。
そして家を実際に建てる際には、コチラも参考に設備などを選択してください。50歳で家を買う、建てるなら気を付けたい16のチェック項目
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