子ども部屋をリフォーム!空いたままではもったいない50歳からの有効な使い方

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子どもの成長、独立。いつの間にか子ども部屋が物置状態。もしくは何年もそのまま。なんて事はありませんか?

家が広すぎる。もてあましている。
年配になるほど2階に上がらなくなり、使っていないという話も聞きます。

でも、まだまだ第二の人生が始まったばかりのあなたには、それは勿体ない。ゆくゆくは、老後の事も考えなくてはなりませんが、第二の人生を謳歌したい。そんなあなたの子ども部屋活用方法をまとめました。ご紹介します。

■約82%が子ども部屋を活用しきれていない

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約82%もの人が、子どもが独立後部屋を活用できていないという調査結果もあります。 60代以降、家が広すぎると感じる方が多くいるようですが、住み慣れた家を離れたくないという気持ちもあるようです。

出典:http://news.mynavi.jp/news/2013/10/02/223/
子供独立後のシニアは8割が空き部屋を持て余す? 潜在的住み替え需要は4割強

■空いた子ども部屋の活用事例

子ども部屋をどのように使うのか、アンケート結果をピックアップしていました。実際に行った方。これからの予定の方もそれぞれの希望が充ちあふれています。

▼部屋を移動して夫婦の寝室として使う

夫婦の寝室にした(する) きっかけにして、布団だった寝具をベッドに変更する人も多いようです。

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夫婦の寝室になると思います。今は和室に布団を敷いて寝ていますが、子供が独立する頃は、私の両親がけっこう年をいっていることになるので、和室を両親がくつろげる空間にして、そのかわりに今の子供部屋が夫婦の寝室になると思います。
40代前半(男性) マンション(3LDK) ご家族:3人
夫婦の寝室にしました。それまで夫婦は、一階の和室にお布団で寝ていましたが、子どもの独立を機に、和室を完全な客間に整え、二階の空いた部屋をベッドルームにしました。お布団の上げ下ろしから解放されてホッとしたのを覚えております。もう一つの空き部屋は、写真などの整理ルームにしました。
70代前半・ (女性) 一戸建て(4LDK) ご家族:2人

▼念願の書斎にする

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画像出典:アトリエグローカル一級建築士事務所 https://www.homify.jp/professionals/40629

男性は、自分の書斎にしたいというプランを持っている人が多い

私のオーディオルームに使う予定にしています。クラシック音楽が好きですので広い部屋でゆっくりと好みの音楽を聴くのが夢でした。インテリアにも凝って自分好みの空間を造りたいです。
60代前半(男性) マンション(3LDK) ご家族:3人
2部屋が空いたので、1部屋は書斎兼ゴルフのパットとアプローチの部屋。もう1部屋は客間にしました。
60代前半(男性) マンション(4LDK) ご家族:2人
私の書斎は3畳程度ですが、娘の部屋が空けば壁を取り払って自分の部屋にしたいと思っています。今の書斎は壁紙や天井すべてを木目調とし、山小屋風の作りにしていますが、少し大きめの山小屋が出来ますね。そうしたらロッキングチェアを置いて、水割り片手に読書でもしたいと思っています。
50代前半(男性) 一戸建て(5LDK) ご家族:4人以上

▼趣味の部屋にする

弊社のお客様の例ですが、女性で絵や裁縫をする部屋として使っていた方もいました。
古民家の1室をリフォームした事例

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▼空いた子ども部屋で自宅でサロンや教室を開きたい

弊社のお客様の中にもいましたが、将来空いた子ども部屋で、アロマサロンやお茶、着付け教室などを開くという考えを持っておられる方もいます。

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私がアロマテラピーのトリートメントサロンをしているので、いずれは息子の勉強部屋を使わなくなった時に、別の狭い部屋から移動しようと思っています。子供用カーテンをバラ柄に変えて・・と今から考えています。
40代後半(女性) マンション(3LDK) ご家族:4人以上

▼子ども部屋をリフォームして客間として使う

子どもの帰省用やお友達、両親が来たときのゲストルームにする。

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両親などが数日滞在するときの部屋として使いたいです。客間だと、落ち着かないようなので、専用の空き部屋があれば、荷物なども置きやすいからいいと思います。また、子供が帰ってきたときの部屋としても使えます。
50代前半 (女性) 一戸建て(5LDK) ご家族:3人

▼リビングとつなげて広く使う

子ども部屋リビングの隣にあると、他の部屋とつなげて広々と使う事も出来ます。

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まだまだ息子が独立するまで時間がかかりそうですが、独立後はリビングと子供部屋の壁をぶち抜いてリビングを広げたいと思っています。現在17畳程のリビングですが、リフォームしたら25畳くらいになりそうで、ちょっと楽しみです。広くなった分大きなテレビを購入し、映画ライフを楽しみたいと思います。
40代後半(女性) マンション(3LDK) ご家族:3人

▼収納部屋として利用

物置ではなく、趣味用等のシステム的な収納部屋にするのも素敵です。

数十年後、独立したら夫婦の趣味部屋として使いたい。私は着物教室をしているので、着物、小物を飾りたい。夫は釣り、音楽、テニスなので釣竿を飾ったり山のように何千枚もあるCD、DVDを収納したり、同じく新作が出るたび買うテニスラケットを収納するのに使うのであろう。
30代後半(女性) マンション(3LDK) ご家族:2人

出典:みんなの住まい
http://www.37sumai.com/senpai/126.html

■まとめ

いかがだったでしょうか。リタイア後は家にいる時間が長くなり、趣味の時間も十分に取れるようになります。夢が広がります。ただし、その場しのぎにならないように、後の事も考えておかなければなりません。

弊社でもよくご相談いただくのですが、60代以降早めに大規模リフォームして、不安なく快適に暮らす。小さな家に建て替える。という方もいます。

子ども部屋だけでなく家の将来設計を考えた上で、あなたの第二の人生を謳歌するプラン考えてみてはいかがでしょう。

第二の人生を謳歌している人たちのリフォーム成功事例

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