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フローリングのべたつきを解決する無垢フローリングと人とは違う仕上げ方法

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フローリングのべたつき、夏ベタベタと足裏に引っ付き気持ち悪いですよね。合板や塩ビのシートを張った床で経験があると思います。


それに比べて、無垢のフローリングは夏サラッと、冬はヒヤッとしないのが特徴です。そしてその仕上げの1つとして「うづくり」と言う加工方法があります。
凹凸を感じて、足裏がとても気持ちいいです。


無垢のフローリングやうづくりの特徴とメリットデメリットをご紹介します。リフォームの際、フローリング選択の参考にしてみて下さい。

■ フローリングのべたつきを解消する うづくり無垢フローリングのメリット

実際にフローリングをうづくりにされた方や、体験された方の感想を集めました。べたつきに関することだけでなく無垢材特有のデメリットも幾分解消してくれるようです。個人の意見ではありますが、デメリットを納得されて取り入れたためか、好評価な感想が目につきます。


▼ 「うづくり」にした人の口コミ

"夏場もべたつくことがなく、通常のツヤのあるフローリングより高級感はあります。"


"先日、叔母の家を杉うずくりで貼り替えました
杉はやわらかく加工がしやすいのですが、床に使うと傷が目立つ材種です。
しかし、うずくりにすることで柔らかい夏目の部分が引っ込み、いわゆる木目の固い部分を前面に持ってくることで表面が固くなってます。
かなり荒っぽい使い方してますが、まだ目立った傷はありません。杉のカンナ仕上げだとするとすぐに傷だらけでしょうね。"

"うづくりにされている家を展示場でしか見たことないのですが、足の裏が素足であるいていると気持ちよかったです。"


"うづくりの最大のメリットは傷が分かりにくいところだと思います。
杉の無垢床(うづくりなし)も見たことがありますが傷が目立ってましたよ。うちは子どもが小さくおもちゃなどを床に落とすことが度々あります。うづくりだから傷が目立たずストレスが少なくすんでいます。
綺麗さはうづくり「なし」より「あり」のほうが保ちやすいと思います。滑りにくいのも特徴の一つだと思います。節目がないのも高級感があっていいですよ。"


"我が家は、浮造り床にこだわって建築中です。
浮造りできる木材とは柔らかいもので、あまり床に使わないと聞きましたが柔らかいものは、温もりを肌で感じます。
浮造りにすることによって、傷がついても目立たなくなります。固いものは~丈夫で傷に強いが、冷たさを感じてしまい。 丈夫な方がよければ~浮造りの床は適さないでしょう。
ある展示場で、浮造りの床の家を裸足で体験したところ、 足裏に程よい刺激が、とても気持ちよくてなんともいい感じでした。"

口コミサイト等から引用(各個人の主観)


▼ 「フローリングべたつかない」以外には「うづくり」はこんなメリットが

無垢特有のキズが目立ちにくい(木目方向の傷)

足裏に程よい刺激を与える。(足裏の刺激は、脳の刺激にもなると言われている。)

杉などの柔らかい材料に使われる加工なので、足腰にやさしい

うづくりの凹凸が影を作りフローリングの反射を抑えるため、目にやさしくなります。

凹凸が滑り止め代わりになり、高齢者や子どもの歩行が安全になります。


■ フローリングのべたつきを解消するうづくりの特徴

▼ うづくりの足裏感覚はお寺の床

木の柔らかい部分をへこませて、年輪を凹凸に仕上げる方法です。柔らかい木ならではの仕上げ方法で、木目が浮き上がったようになります。

うづくり

といっても自然の木の上を歩くような、歩きにくいというものではなく、嫌味なく足裏が当たっているかなというくらいです。


お寺や昔の小学校の床を、想像してもらったらいいかと思います。
長年、ぞうきんがけや人が歩いた摩擦で床が自然と磨かれ、すべすべ少しデコボコになったという感じです。

■ フローリングのべたつきの原因と無垢材がサラッとする理由

フローリングがべたつくのは足裏の汗が原因で、無垢フローリングはその汗を吸水するのが理由だと考えられます。

▼ 足の裏の汗がフローリングのべたつき原因

足の裏には皮脂腺がない代わりに汗腺が多く、汗も多いそうです。その足で水分をはじく石油系の床を歩くことが、べたつきの原因となると言われています。

▼ 無垢フローリングは 汗を吸水するから

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無塗装の無垢フローリングは水を吸います。


フローリングとして使う場合、自然塗料のオイルを使ったりしますが、強い膜を作るわけではないので多少の水分であれば吸水します。ですから、さらっとした感覚が得られるのだと思われます。

【右図】(クリックで写真拡大します)
上:合板フローリング材に水を垂らす=いつまでも水滴が残っている
下:杉無垢材(無塗装)うづくりフローリング材に水を垂らす=吸水する

▼ 同じ無垢材でも塗装によってべたつくフローリングになる

ウレタン塗装無垢フローリング同じ無垢フローリングでも、ウレタン樹脂加工やUV塗装されたフローリングは、傷がつきにくくなる半面、水をはじくので足裏に水分が残ります。

ですから、無垢床の上を歩くときのサラッとした感覚は失われてしまいます。自然に近い塗料ほど、サラッとした感覚が得られます。

■ フローリングのべたつきはないけど、無垢材のデメリットがある

自然素材であるがゆえのデメリットもあります。規格化されてきているものありますが、きちんと納得してから取り入れるようにして下さい。


▼ 傷がつきやすい、収縮による開きや反りがある

うづくりの特性として、柔らかい木に加工をします。ですから反面、傷がつきやすくなります。但し、通常のフラットな加工に比べて幾分目立ちにくいという特性があります。(ただし木目に逆らう大きなキズは目立つ)

自然素材のため、湿気の有無で伸縮し、反りや隙間が開いたりすることがあります。

うづくりと合板の傷く比べ
(右図 クリックで拡大します。)シャーペンで、思いっきり削ってみました。無垢材は木目に逆らっているので大きく削れます。合板はワックスがかかっているので、すべってあまり力が入りませんでした。

床は、ピカピカ・ツルツルがいい!傷はイヤ!と言う方には向きません。

▼ 1つ1つ個性があるため、色、形が均一でないことも

health_iro.jpgある程度の部類分けされていても、パッケージを開けてみるまで、どんな無垢材なのか分かりません。無垢材を使う場合は、信頼できる材木屋さんから購入し、施工は、並べてバランスを考えて配置する丁寧さが求められます。


弊社では、バランスの取れていない配置をするとやり直しさせられるので、大工さんは、特に気を配っているようですが、大工さんによっては「開けたまんまの順番で組んでいく大工さん」「パッケージをすべて開けて並べ、順番を決めてから施工する大工さん」がいます。

合板のような工業製品は、そのまま順番で施工していっても ほとんど問題ないのですが、無垢の場合は1つ1つクセがあります。見極めるセンスも必要なので、フローリング施工の際は、現場を覗いて見てはいかがでしょう。

▼ 塗装が自然系のオイルであるほど、シミになりやすい

フローリングの上で生活するのですから、当然水だけでなく、お茶やコーヒーお酒などをこぼすこともあるでしょう。無塗装や自然塗料に近いほどシミになりやすくなります。
つまり、合板のフローリングやウレタン塗装は夏べたつきますが、逆に言えば水分を弾いてくれているという事です。それぞれメリットデメリットがあります。理解して取り入れて下さい。

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http://ameblo.jp/fp-satoken/entry-11889748662.html
北海道の工務店さんが実験されていましたのでご紹介。無塗装のカレーが残ってますかね?


キヌカとは:米ぬかを使った自然塗料

▼ 合板フローリングに比べて値段が上がる

合板のフローリングに比べて、価格が上がります。うづくり加工にすると加工代も(無垢のフローリングの1.3~1.6倍ほど)必要なので費用が掛かります


■ 無垢フローリングリフォームの2つの実例

▼ うづくりフローリングでリハビリ


うづくりの廊下

廊下のフローリングが杉のうづくり仕上げになっています。素足で歩いているそうで、足がサラサラで、ぽこぽこしていて気持ちがいいそうです。うづくり廊下などの施工例

また、こちらの廊下で、介護が必要なお母様が歩行器を使ってリハビリされているそうです。柔らかい杉とうづくりの効果で足裏に心地いいそうです。良い影響を与える事を期待したいですね。

▼ 柔らかい杉無垢材でペットの足腰に良い


猫と無垢材こちらは、うづくりではありませんが猫ちゃんを 無垢のフローリングの上で飼われています。もちろん庭から出入り自由です。(拡大すると)傷が見えると思います。柱に爪とぎも用意しましたが、無垢フローリングで自然と研げているのか使いません・・・。


犬と無垢材

ゴールデンレトリバーも室内で飼われています。床材は無垢杉。傷はもちろんありますが、足腰に良いので部屋で走り回ってます。(笑) 中に入ると、シッポを振って飛んできます。


ペットと暮らす家 無垢のフローリング


■ うづくりのいろいろ

弊社では、内地モノと言って国産の杉を良く使いますが、「うづくりの無垢フローリング」は様々な木の種類があります。基本的には、柔らかい木に施すと、いい風合いが感じられます。


深彫りと浅彫りが選べるところもあるようですが、深すぎると正座したときに痛いようなので、ほどほどに。


▼ 杉のうづくりのような風合いは他の木ではでない?

好みの問題でしょうが、キリやタモでは杉のうづくりと違って、木目の浮き出方が浅いようで 立体感はあまりありません。

杉のうづくり
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出典:http://muku-mokuzai.livedoor.biz/archives/1630278.html

桐のうづくり
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出典:http://www.kirikenzai.com/flooring.html


タモのうづくり
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出典:http://muku-mokuzai.livedoor.biz/archives/1630278.html


■ 無料でうづくりのサンプルを送ってもらえるサイト

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羽目板屋どっとこむさん
長さが25cm位、A4サイズのサンプルを2枚まで無料で送ってくれます。大き目なので足で踏むことができます。


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無垢フローリングドットコムさん
6種類の木のうづくりがあります。塗装の種類もいろいろあり、3枚まで無料で送ってくれます。
吉野杉キレイです。


※勝手にご紹介してます。お取引させていただいている訳でも、何かもらっている訳でもありません(笑)


■ まとめ


うづくりの無垢フローリングは、べたつき解消(塗装方法による)だけでなく床自身が柔らかい無垢の木なので、足腰にやさしく歩くことができます。それに木の質感を味わいながら、素足で歩くのはとても気持ちがいいです。

サンプルや、ショールームなどで体感できる機会があれば、ぜひ裸足で歩いてみて下さい。


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