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坪単価の出し方と3つのカラクリを知って自分に合った注文住宅を成功させる方法

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坪単価とは、1坪(3.3㎡)あたりの建築費の事で、
一般的には「建築費」を「延べ床面積」で割った金額で、比較の材料にしたりします。

坪単価40万円台~なんて広告も目にしますが、簡単に上がったり下がったりしますので、この数字だけで施工会社を決めるのはおすすめできません。


坪単価の出し方とそのカラクリ、利用方法をまとめました。

■ 坪単価(万円)×坪数(面積3.3㎡)= 『本体価格』 ではない理由

注意していただきたいのは、

単純に 坪単価(万円)×坪(面積3.3㎡)= 『本体価格』

と、どの施工会社も同じように比べられません。

理由は、「坪単価」「面積」「本体価格」に秘密があります。3つに分けて説明します。

(1坪=3.3㎡)

▼ 坪単価は、規模の大きさによっても変わる

例えば、(坪単価)50万円 × 50坪=2500万円

だからと言って、25坪で1250万円になるかと言えばそうではありません。


面積が半分になったからと言って「本体価格」は半分にはなりません。


小さくなっても、工期や職人さんの日当は半分ではありませんし、キッチンやお風呂の設備は単純に、半額にならなかったり半分の大きさにするとも限りません。
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全体が半額にならないから、面積が減ると坪あたりの単価は上がります。


上の例で言うと、50坪で坪単価50万円で2500万円でも、25坪で1500万円だとすると坪単価は60万円になる。という事になります。

もし、坪単価を参考にしたい場合は、同規模の「坪単価」を聞いた方がよいでしょう。

▼ 裏ワザで「面積」を「施工床面積」にして割ると坪単価が下がる

「各階の床面積をたした "延べ床面積"」ではなく、「ベランダや吹き抜けを含む"施工床面積"」で計算すると面積が広くなるので、坪単価が安くなります。


弊社では、施工床面積というのはあまり使いませんが、これはハウスメーカーや工務店の考え方よって違います。

この数字で坪単価が変わってきますので、注意が必要です。中には安く見せるために、施工面積を使っている所もあるようです。


▼ 会社ごとに「本体価格」に含めるものも違う

本体の価格もどこまで含めるのか、会社ごとに違います。

法律などで決まっているわけではないので、照明器具やエアコンやカーテンまで含める会社もあれば、本体価格だけでは住めないような状態を指す場合もあります。


比較検討したいのであれば、どこまで含まれているのか?確かめる必要があります。


▼ ちなみに弊社では、規模や内容を確かめてから「坪単価」をお伝えしています

弊社の場合は坪単価を聞かれる方に対しては、まず内容をお伺いすることにしています。

そして、どのくらいのグレードや規模を希望するのか確かめてから、それと同程度の施工実績から割り出した「坪単価」をお伝えします。(もちろん、まったく同じにはなりませんが)


お客さんに合わせて作る工務店が、坪単価を一律で出してしまうと幅に開きがでます。かといって細かすぎても混乱させるだけです。ですから、要望をお伺いしてからお知らせするようにしています。


こんな方法を取る工務店もある。というのも知っておいてください。


■ 本体価格だけではなく外構費や諸経費も見込んでおく

家を建てるのに必要な費用は、本体の価格だけではありません。そのほかに、庭などの外構費、購入のための諸経費が必要になります。仲介や登記、印紙などの税金、ローンの手数料や保険料など・・・


当り前ですが、これらは坪単価には含まれていません。


■ まとめ

坪単価は、「割る面積」 も「割られる金額」も会社によって決め方が違う。
グレードや規模によって坪単価が変わるので、単純に「坪単価」×「面積」=「家作りにかかるお金」ではない

【コツ】
・坪単価は、同じ規模の実績を聞いて参考程度にする。
・他の会社と値段を比べる材料にするなら、内容を確かめて。

坪単価を見て参考にするのはよいですが、その金額だけで決めるのはなく、中身を確かめて比較検討し、いろんなモノサシ(担当者の誠意や相性、デザイン性、施工の丁寧さなど)を持って選ぶようにして下さい。

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