老夫婦のリフォーム工事途中経過~下地状態でしか見れないこと~

しばらくぶりのブログです。
現在のリフォーム工事途中報告です。

まずは、玄関
もともとあった下駄箱は取り払い、玄関はすっきりとした状態で使いたいそうです。
こちらの収納に靴を入れるそうで普段は開けっ放しにし、お客様が来たときだけ閉めるようにするそうです。

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段差を解消するため、手すりつきの台を設けています。

クロスを張ってしまうと見えなくなる、現在下地(石膏ボード)の状態です。 今しかわからないことがあります。

今回のリフォームは、なるべくフラットにスッキリと見せるように、極力「枠」をつけていません。 すべてクロスでくるむので、角には枠がほとんどありません。

こちらの入り口の下地は、木で縁取られているように見えますが、すべてクロスでくるんでしまいます。

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将来、車椅子になった時ぶつかっても石膏ボードの下地だと痛んでしまうので、下地を板にしています。

建具はすべて吊り式で、家族だけのときはすべて開けっ放し、開放的に部屋を使うことが出来ます。

来客時に閉めるときも、軽く負担になりません。(まだ戸がついていないのでわかりにくいですが)

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掘り込んだレールもすべて、クロスと同系色の色(ほぼ同じ)にする予定ですので、部屋全体が広く明るくなる予定です。

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細かいところですが、材料と材料の間は、どうしても間が出来てしまいます。
そこの収まりをどうキレイにまとめるかが、施工業者の腕の見せ所のひとつです。

建てるときや、リフォームの最中は、こんな細かいところまで、なかなか気づきにくいですが、住んでみて気になる。ということもあります。
気になるところがない。それが、案外難しかったりするのです。

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