2016年住宅ローン低金利!今が買い時?金利はまだまだ下がる?予想と実際
住宅金融支援機構による『2015年度 民間住宅ローン利用者の実態調査(民間住宅ローン利用予定者編)第3回』が6月30日発表されました。 マイナス金利の影響もあって、今が買い時だと考える人が増えました。 しかし、踏み切れない理由からは、まだまだ不安に思う人の気持ちが読み取れます。今後のみんなの見通し、希望する金利タイプにも少し変化がありました。ご紹介します。 調査時期は、2016年2月 調査対象は、民間住宅ローン利用予定者 1153名
■ 住宅今が買いどき!42.5% マイナス金利発表が影響しているかも
今が買い時だと思っている人が、「分からない」を1年ぶりに抜きました。 ちょうどマイナス金利の発表があった直後、という影響が大きく、理由もダントツで「金利が低いから」となっています。
■ 金利はまだ下がる!と予想する人が8.2⇒22.9に増えた
今後1年、金利はどうなるかの見通しは、4ヶ月前と比べると「今より低がる」の割合が増え、「今よりも上がる」という見方は減りました。 ほとんど変わらないと考える人は35%。前回と同じく一番多くなっています。
▼ 実際はどうだったのか?予想通り、本当に下がった住宅ローン
このアンケート調査が行われたのは、H28年2月。H28年7月までの住宅ローン金利の動向を調べてみました。 上記で22.9%の人が予想したとおり、だんだんと下がっているのが分かります。 出典:住宅支援機構:http://www.flat35.com/document/public/pdf/kinri_suii.pdf フラット35お借り入れ金利の推移(最低~最高)平成25年4月から<返済期間が21年以上35年以下、融資率が9割以下の場合>
■ 「金利がまだ下がる」と予想したから? 影響がわずかにでた金利タイプ
前回の2015年10月に比べると、少し「固定期間選択型」「変動型」が少し増え「全期間固定型」が少し減った。
■ 踏み切れない理由は不安が多くを占める
特になしを除くと、資金面の不安が大きな要因になっていることが読み取れます。
■ まとめ
長く支払う住宅ローン。タイプや金利によって、支払う金額も大きく左右されます。しかし、ムリをして家計が破綻してしまっては本末転倒です。 低金利だからといってあおられることなく、資金をためながら勉強し、あなたのタイミングで購入を決定することをお勧めします。
▼大阪で建築の事なら、地元のベテラン1級建築士に相談