堺 注文住宅のようなリフォーム-お客様成功事例 インタビュー2
Q.なぜリフォームしようと思われたのですか?
きっかけは母の介護です。
前はトイレもお風呂も上にありとても不便な上、寒かったので段差のないバリヤフリーと広く介護しやすい家にしたかったため、なんとかしたくて…。あと、蔵があるのですが、趣ある外観の雰囲気を残したかったのでリフォームしようと思いまいした。
Q.打合せはいかがでしたか?
プランの打合せも、手直しも、何度もお願いしました。
もともと自分の中にプランがあって間取りもこうしたい、ああしたいとプランをお話しさせてもらいました。
お話ししている間にまた、どんどん希望が膨らんで、ちょこちょこと細かい手直しをお願いしました。
設計士さんには何度も足を運んでいただきましたが快く対応していただきました。
Q.こだわった点はどこですか?
外観はそのままで、古いものを活かしたかったので古材の梁を残したところです。
某テレビ番組のようで感動しました。
あとは提案していただいた、無垢のフローリングがとても気に入りました。「うづくり」って言うんですって。
デコボコなので素足で歩くと気持ちがいいです。
廊下にあるステンレスのフレームが冷たくて、夏は、その上で主人が涼んでいます(笑)。
Q.階段の手すり子はステンレスなんですね?
無垢のフローリングとステンレス製の手すり。
にしいちは家主の方にもっとも適したものをご提案。
そうなんです。これはにしいちさんのアイデアで、木の温もりの中に、金属の風合いをスパイスとして入れてみたということで。
なかなかいいでしょ。2階は主人の寝室なんですよ。上がってみてください。
Q.2階のご主人のお部屋も梁が出ていていい味を醸し出していますね。
主人の部屋なんですけど、孫もとても気に入って屋根裏みたいな感覚なんでしょうね。
隣に収納もあるんですよ。
Q.新しい家に住むようになって変わったことはありますか?
広くなったトイレ。住む人のことを考えて設計します
私たちもそうなのですが、一番おばあちゃんが過ごしやすく、楽になったと思います。
トイレも広くなりましたし、廊下が広くなったので歩行器を使っての移動も楽になりました。
ベッドから降りてトイレまでの距離が短く、別注のドアも大きすぎず小さすぎずちょうどいい大きさなので使いやすいです。
Q.リビングの奥は蔵につながっているそうですね。
そうなんですまだまだ片づけないといけないものがたくさんあって。
でもだいぶ片付けたんですよ。
Q.まだまだ蔵の中には宝物が詰まってそうですね。
そうですね。古いものが好きな人にはたまらないかもしれませんね。
Q.リビングは床暖房が入っているんですね。暖かそう。
床暖房用のフローリングにも無垢材を使ってるんですよ。
孫もここでごろごろしてます。でも子どもには暑いんでしょうね。
お昼寝してても床暖房のない場所に転がって行ってます。(笑)
Q.ところで、耐震に不安はなかったですか?
地震の心配もリフォームを考えた一つの理由ですね。
手間を惜しまず、家を持ち上げて基礎や土台から直していただきました。
とても大がかりになりましが、
地震への不安が和らぎました。
Q.にしいちのアフターケアはいかがですか?
気軽に言いやすいので、
何かあればすぐに連絡させていただいています(笑)
Q.住まいに悩んでおられる方にアドバイスをお願いします。
ズバリ、思い切ってすることですね!
予算はいりますが、少しずつ直すよりも一度にした方が動線もトータルで考えれるし、材料費など単価的に安上がりだと思います。
何よりつぎはぎだらけのものよりも、絶対に満足できる家ができると思います。
もともと、佐野様のご自宅は蔵が立派な老舗の酒屋さんで、お店はやめられてそのままになっていました。
今回は、お母様の介護のためにリフォームしたいとのご要望をいただきました。
奥様は古いものが好きで大事にされていたため、既存のものを活かしながらリフォームを行いました。
また、蔵がとても素敵だったので、外観はほとんど触らず、内装も現状を活かしたリフォームを行いました。
しかし、耐震に不安があったため、土台ごとジャッキで持ち上げて基礎に鉄筋を入れ、新たにコンクリートを打ちました。
さらに、既存の建物と増築部分の境目には、わざと間をあけフレームで囲いました。地震の際、揺れを伝えないようにする工夫です。
フレームは違和感なく木の家にマッチするように、デザイン性にも優れたものを選びました。
その他のデザイン性のこだわりとして、玄関の上の照明は、梁とマッチする形の器具を取り付け、照明器具だけが浮かないようなものを探し出しました。